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フグの季節|肝臓を食べた男性が重体 青酸カリより怖い猛毒です [事件/事故]

私はフグの肝臓を食べたことありません。
これからも食べることはないでしょう。
だって怖いですもの。
(その前にメニューがないですか^^)
ただ、私の場合、普通にフグの刺身でも経済的に無理ってのもあります。

熊本県に住む男性(70)が自分で釣ったフグを自ら調理。
身や肝臓を刺身にして食べたそうです。

食べた後、意識を失くし、病院に搬送、現在重体だそうです。

年齢から察するにふぐを自分で調理して食べるのは今回が初めてではなさそうです。
かなり若い時分から内臓も含めて生で食べていたのではないでしょうかう。

因みにこの男性が調理したのはコモンフグという
コモンフグ.png
※出典:長崎県水産部ホームページ

仮にもし昔からフグを食べていたなら今までが奇跡。
なにしろフグの毒は強烈です。
誰もが”自殺行為”と言うでしょう。

あまりにも毒性と死に至るバランスが危険なため
フグを調理するには調理師免が必要です。

さらに毒が多く蓄積される肝臓はメニューとして提供することもご法度です。

いつぞや裏メニューとかいうことで、被害がありましたね
銀座【ふぐ福○】と記憶しています。
(念の為、一字伏字にしておきます、意味はないかもしれません)

どうして食べちゃうんだろう、猛毒なのは知っているはずなのに。


◆フグの毒性(wikipediaより)
・食物連鎖の中で徐々に濃縮され、フグの肝臓に多量に存在する
・経口摂取での致死量は1~2mg(青酸カリの850倍程度)

『テトロドトキシン』
神経伝達を遮断して麻痺を起こす。
 1 腹痛や頭痛など
 2 対内外の運動麻痺(血圧降下、4肢の自由がきかない)
 3 全身麻痺や呼吸困難
 4 意識不明、死亡
の段階があり、第1段階は食後20分程度から症状がでる。

テトロドトキシンは、神経自体を破壊しているわけではないため、
助かる場合は人体の代謝により、毒が排泄されるようです。
そのため、早期に呼吸が確保できたときの救命率は高いようです。


それにしても毎年何人か、
必ず同じことで命を危険にさらす人が出てきます。

・おもちをのどに詰まらせる
・遊泳禁止エリアで泳いでおぼれる
・自治体の警告を無視してレジャーに夢中も自然災害に遭う
・わが子を車に残して熱中症に
・風の強い時に瓦が心配で屋根に登ってけがをする
・雨の激しい時に川の様子を見に行き流される
などなど

少しの危機意識があれば回避できることですので
油断や過信をせず、自分だけは大丈夫と思わずに用心したいところです。



タグ:事故 料理 季節
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