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流行語大賞決定?|その前に過去のTOP10発表!フェイントかまされた^^ [ニュース(トレンド)]

すっかり年末の風物詩として定着した「新語・流行語大賞」ですが、
そろそろ発表の時期です。

11月に発表だなんて2013年はとても早いじゃないか、
と思ったら、過去の振り返りでした。

例年12月のはじめに発表で、今年もそのようです。
で、今回、実際発表されたのは過去TOP10です。

フェイントにひっかかりました^^

昭和50年から30年も続いているのですね。
流行語を紐解けば、当時の世相が想像以上にわかる。
国民の言葉のアルバム的ところが好きです。

いろんな言葉が流行った30年の間でも特に印象に残っている流行語です。


昭和60年 キャバクラ
   61年 亭主元気で留守がいい
平成 1年 セクシャルハラスメント
    2年 オヤジギャル
    5年 サポーター
    6年 同情するなら金をくれ
    7年 安全神話
    7年 がんばろうKOBE
    8年 自分で自分を褒めたい
   18年 格差社会

以上の10語です。

「なるほどぉ」「そうだったぁ」「あったあった!」
たった10語でもたくさん語ることができそうです。

過去の流行語の中で、
興味のあるものを拾ってみます。

「なんでこれが?」
「これこれ!」

って思ったものです。


・特殊浴場(1984年新語特別賞)
 現ソープランドのこと、それ以前はトルコ風呂と呼ばれていたそうです。
 トルコ人からしたら気分が良くないですもんね。

分衆(1985年新語金賞)
 大衆からの個人主義的なことを表現したらしい
 現在にまったく残っていない言葉です。
NTT(1985年新語銅賞)
 この年から民営化になったのですね、確か株価が凄いことになったような(定かじゃないけど)
キャバクラ(1985年新語表現賞)
 TOP10にも入ってますね
 「キャバレー」と「クラブ」でキャバクラ、安易じゃん!
 でも、約30年後の今では立派なメインストリーム産業ですから、
 高貴と大衆のバランスがちょうど良かったのかもしれません
イッキ イッキ(1985年流行語金賞)
 この年辺りから社会人が学生のノリの延長でやり始めたらしいです。
 社会人の幼児化と大人たちは心配したらしいです。
 その心配はなかなか的中しているかもしれません。
 今の企業のお偉いさんたちはちょうどこのころ社会人デビューした人達です。
 
ファミコン(1986 新語部門・銅賞)
 なぜに金賞じゃないのか不思議です。
 このファミコンの前はTVゲームというよと「※」みたいなのが動き回ったりするだけでしたから、
 画期的過ぎて、革新でした。
 今や日本は世界に冠たるゲーム立国ですが、このファミコンの登場がなければ
 他国に先を越されていたかもしれません。
 現代経済からも感謝されるべき商品だったと思います。
新人類(1986 流行語部門・金賞)
 なぜか受賞者が当時西武ライオンズの清原・工藤・渡辺です。
 みんなまともじゃない!
 渡辺は髪がまともじゃない!
 清原は肉体、凶暴さがまともじゃない!
 工藤はアンチエイジング具合がまともじゃない!
 いつの時代の大人も理解できない若者はカテゴライズするのですね!
 新人類達が今の日本経済を回しているのです。
おニャン子(1986 流行語部門・大衆賞)
 これがなければAKB48は生まれていないかも?
 そして秋元氏の壮大なるアイドル実験とお嫁さん探しの企画だったのかもしれません。

JR(1987 新語部門・銀賞)
第二電電(1987 新語部門・銅賞)
 日本を代表する国営企業が民営化されると同時に、新規参入業者も相次ぎました。
 民営化の雄と新規参入の雄ですね
 第二電電は今のKDDIです。

セクシャル・ハラスメント(1989 新語部門・金賞)
 今だとこの言葉はここに登場しない気がします。
 当時はまだ一過性の世俗事として扱いも人の思いも軽かったのではないでしょうか。
 バブルはそれほど浮かれていたのですね!
 
「気象観測史上(はじめての…)」(1990 特別部門・年間多発語句賞)
 このころからずっと言っているのですね。 
 20年にどんどん度合がひどくなっている、昨今の異常気象具合が良くわかります。

Jリーグ(1993 年間大賞)
サポーター(1993 新語部門・金賞)
 この年からサッカー人気が急上昇しました。
 Jリーグ発足に向けては他の委員から「時期尚早」という意見があるなか
 川渕チェアマンが「100年後でも時期尚早である」との名言とともに踏み切った行動が有名です。
 すでに漫画「キャプテン翼」などは大人気でしたし、水面下では人気スポーツでしたので、
 一気に火が付いた感じです。

FA(フリーエージェント)(1993 新語部門・銅賞)
 これさえなければ我が赤ヘル軍団は抜群の強さを維持していたことだろう。
 選手にとっては良いかもしれませんが、ファンにとっていい制度かと問われれば
 首をかしげたくなります。
「聞いてないよォ」(1993 大衆語部門・銀賞)
 ダチョウ倶楽部のアレです^^
 芸人内のお約束、「聞いてないよぉ」「押すな押すな」 などは、一般でも浸透してしまい、
 解釈できていない者が使う所をみると 本当に悲しくなります。

就職氷河期(1994 審査員特選造語賞)
 今でも続く氷河期、もっとひどく、険しくなっているように感じます。

インターネット(1995 トップテン入賞)
 これなかったら生きていけない人が続出すると思います。
 インターネットがまだ特別だった時代です。
 マイコンとかいう言葉もあったころか?

「ワタシ(私)的には…」(2000 トップテン入賞)
 使う人いますね、「私って基本○○だから…」とか、知らん!!
 定着してしまった気もします。
「最高で金 最低でも金」(2000 特別賞)
 う~ん、わがまま!
 国会議員になって何をやっているのかわからなくなった人です。

冬ソナ(2004 トップテン)
 思えば日本の迷走の始まりだったかもしれない。
 韓流…かんりゅう と読んではいけない はんりゅう と読め!っていうおばさんがTVに出ていた気がする。
 知るか!
 これで韓国に「いける」と思わせてしまったのがいけなかった。
 あの民族は頭の中に矢印がひとつしかない国だから。
 それが今も続いている。

萌え~(2005 トップテン)
 ひょっとして今はこのころの風俗文化遺産で日本は生きているのかもしれない。
 この言葉がもう10年近く前、でも今でもメインで座っていることを考えると、
 取って代わる新潮流がないということです。
 いつの時代も若者から出てくる風俗が最近弱っている気がしますね
想定内(2005 年間大賞)
 ホリエモンが懲役食らったとき、「これも想定内ですか?」と嫌味に使われていました。
 でも、出所した彼があんなにやせているとは!
 完全に想定の範囲外でした。

ハンカチ王子(2006 トップテン)
 現在、マー君と地球何周分かの差がついてしまった王子様。
 当時はマウンド上で汗を拭く姿がかっこよかったのですね、上品そうで。
 その後は「もってる」「青山に土地買う」「カイエン乗る」などの恥ずかしい発言と防御率の数字の巨大化が心配です。

食品偽装(2007 トップテン)
 この時も有名企業がいくつも報いを受けていました。
 「白い恋人」とかそうですね。
 最近でも有名ホテル発の偽装事件がありました。
 誤表示だそうですが。そんなわけないだろ!
 あれを誤表示と言い張る面々は、背広姿で「イッキ イッキ」とやり始め、幼稚と心配された、
 新人類と呼ばれるあたりの人たちです。

政権交代(2009 年間大賞)
 日本人の汚点かもしれない。
 これは、国民全体がどうかしていたのです。
 内政、外交、全部グチャグチャになりました。
 この政権でわかったこと、日本で政権を担えるのは1党しかないということ。
 困ったもんだ。

~なう(2010 トップテン)
 このころからなのですね。
 行き着いた先?まだ途上かもしれませんが、
 「冷蔵庫なう」などバカッターを生み出しています。
 まだまだ生まれそうです。
ととのいました(2010 トップテン)
 ねずっちは確か学会員ですね。
 それはよいとして、フジTVのペケポンでしたか、
 川柳の謎解きに連続失敗してからあまりTVで見なくなりました。
何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました…それは仲間です
 (2010 特別賞)
 出た~!!!誰だ?彼に「もっている」と言ったのは!
 そんなこというから、あんなこと言っちゃったんじゃないか!
 可愛そうに成績でなかったらずっと揚げ足とられるぞ、今みたいに。

(2011 トップテン)
3.11(2011 トップテン)
風評被害(2011 トップテン)
 地震関連の言葉が多いですね。
 でも原発関連は選ばれていません、政治的にNGでしょうか。
 流行語大賞当初の思想にノイズが混じり始めた感もあります。
 人々への影響力が増すとこうなる気もします。

爆弾低気圧(2012 トップテン)
 20年ほど前の「気象観測史上(はじめての…)」からそれが続いて
 とうとう爆弾と名づけざるをえない低気圧が登場しました。
 今後はどうなるのでしょうか、少し怖い(>_<)

 
いやぁ、たくさんありますね。
賞の区分も当初とは変わっています(新語と流行語でわかれていたり)。

よく流行語大賞をとった芸人は1発で終わるなどと言いますが、
それはここ4年以内くらいのことで、それ以前はそうでもないですね(絶対数は少ないですが)
本人ではなく何かいろんな意味でそれを狙っている気もします。
使い捨て感が凄いです。

個人的に思いのある言葉と、そうでもない言葉もあることがわかりました。
特に、ここ数年だと、懐かしさがあまりないので淡泊になってしまいます。

全体で感じたのは、文化的な停滞感です。
産業的に新しい言葉が流行っていない、なんか言葉遊びの範疇という気がしてなりません。

やっぱり「モノ」があってそれを表現する形で言葉が流行るというのが健全な気がします。

さて、今年は何が受賞するのでしょうか。

タグ:芸能 流行 2013
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