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諫早湾開門問題|何が問題?ものずごくざっくり言うと… [ニュース(社会)]

諫早湾の干拓事業についてどうなれば幸せになるのでしょうか?

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開けたが良いのか、閉めたが良いのか、
断片的にニュースを見ているだけではこんがらがってくるばかりです。

メディアで扱うのは裁判の結果ばっかりです。
「勝訴!」「控訴!「差し止め!」「仮なんとか!」
そんな単語がどどどーっと入ってくるのですが、まったく理解できていません。
状況が把握できていません。

私に把握させないでどこで満足しているのでしょうか。

ということで整理してみたいと思います。
当然、私ですからざっくりと。

◆諫早湾問題の概要
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干拓工事をし、潮受け堤防(水門)の設置、水門を閉じたことにより、
水門の内側(調整池といいます)は淡水化しました。

すると、漁業不振なりました。

漁業関係者は元の海水に戻せという、
干拓推進派は因果関係がハッキリしないという。

ハッキリしないので工事は進みます(淡水のままってことです)。
それではたまらんと、裁判おこして工事をやめさせようとします。

地裁、高裁で因果関係があるとし、「ちょっと水門を開けてみなさい」と判決がでました。

干拓推進派は国や長崎県です。
実はこの数年前に約1か月ほど開門調査を行ったことがあるんです。
その時に「有明海の海洋環境の影響は検証できない」と結論をだしているので、
もう開門調査はしたくないのです。

その判決に最高裁まで争う予定だったと思われますが、
管首相(当時)が裁判止めたっていいました、上告しなかったのです。
首相が独断で暴走したらしく長崎県は怒ったまま(?)です。

よくニュースで管(元首相)が事態を混乱させたみたいな評論がありますが、
勝手に相手の言い分を飲んだことを言っています。
(外交にしろ、彼は相手の言いなりになるのですね)

で、今は開門命令が出ています。
今年中に水門を開けて、海水を入れながら調査が始まります。
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以上

ややこしくしているのは、住民の中に開門派と開門反対派がいることです。
干拓地が海水化することで利を得る人、淡水のままでないと利を失う人。

やはりこういう問題はバランスが最後の頼みなのでしょうか。

それにしても管!
何かと事態を混乱させる張本人として登場する人ではありますね。

最高裁までいったとしてどうだったか、ただの先送りで終わったかもしれませんし。

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