巨大彗星アイソン|NHKスペシャルで宇宙からの生中継! [宇宙]
2013年12月4日(水)
午後7時30分~8時43分
放送予定です。
「金環日食」で日本中がわいたのが2012年5月ごろ。
1年半ほど前のことでした。
メガネ、メガネと言っていっていたような記憶が…
もはや懐かしいです。
しかし宇宙は飽きさせてはくれません!
次なる天体ショーがすでに準備されていたようです。
2013年5月にハッブル宇宙望遠鏡がとらえたアイソン彗星
(提供:NASA, ESA, and the Hubble Heritage Team (STScI/AURA))
しかもその準備開始は1万年前!
オールトの雲という彗星の故郷を飛び出し、
太陽に向かって進み始めたこの彗星を『アイソン彗星』と言います。
2012年に発見されました。
「推定サイズ500~2000mと大きな核」をもつ彗星が「太陽表面をかすめるほど近くまで接近」
することでガスや塵を激しく吹き出し、明るく大きく見えるのです。
大きさ、太陽との距離が異例のことで専門家ならずとも見逃したくない天体です。
しかも周期がないらしく太陽に近づくのは1度きり、
100万年経っても「ない」ようです。
観測後は涙で見送ることになりそうです。
♪~行ったきりなら幸せになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ~♪
(勝手にしやがれ 1977年沢田研二)
戻ってはきません。
この彗星をNHKスペシャルの番組内でライブ中継するのです。
NHKは民放が真似できない宇宙番組を作るので俄然期待値が高くなります。
「国際宇宙ステーション・キャプテン若田光一さん」
が
「大気圏外」
から
「超高感度4Kカメラ」
で彗星をとらえる。
そもそもそんな天体を大気圏外から撮影するのは世界初のようなので
どんな映像になるのか楽しみですね!
ちなみに4Kカメラはハイビジョンの4倍の画素数だそうです。
インターネット上にある写真とどれ程差があるのかも見どころです。
リアル「アルマゲドン」とかのような映像で
「なんか、映画のワンシーンみたい」となるのか
もやもや~っとして何が何だかわからないことになるのか、
何しろ大気圏外での撮影は世界初ということなので
どちらにしても貴重な体験になりそうです。
アイソン彗星(C/2012 S1) 太陽系内の動き
アイソン彗星:地球から見た天体との接近
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